The difference between particle 「は」and 「が」
こんばんは。ナナです。
日本語をしゃべっていて、助詞って本当にむずかしいなって、
思います。外国人にとっては、なおさらですよね。
今日は「は」と「が」の使い分けについて考えてみました。
そもそも、取り立て助詞「は」 格助詞「が」は全く別物です。
この二つは特に使い方が難しいので、よく比較されます。
何を強調して、相手に伝えたいのかが大きな違いです。
「は」って何??
「は」係助詞(取り立て助詞)は、だけ、なら、さら、こそ・・
他にもたくさんあります。
「が」は格助詞です。日常会話では自然と使い分けていますが、
意味も様々な違いがあるんですよ。
例題①
・雨が降ってきた。
ー状況の描写。雨にフォーカスしているだけでなく、
天気・気候全体を意味する。みたものをそのまま言う。
・雨は降ってきた(でも、まだ雪は降らないなぁ。。。)
ー声には出していない心の声でも使える。
例題②
・私はnanaです。
ー自己紹介。主題:今から話すテーマ。私について言うと・・・。
・私がnanaです。
ーすでに第3者は聞いている。そのことを前提に自己紹介する。
お聞き頂いているかと思いますが、私がnanaです。
例題③
・これ(は)みかんです。 後ろのみかんにフォーカス
・これ(が)みかんです。 前のこれにフォーカス
・私はnanaです。nanaにフォーカス。これが言いたい。
・(誰がnanaさんですか?)私がnanaです。 私にフォーカス。
・日本語は難しい。難しいということが言いたい。
・日本語が難しい。日本語が強調されている。
例題④
九州のラーメンは食べるけど、北海道のラーメンは食べない。
比較をする時は「は」
例題⑤
友達がいる。先生がいるらしいよ。
お腹が痛い。ペンが見当たらない。
ー 見たこと聞いたことをそのまま言う時は「が」
例題⑥
漢字は難しい。
ー難しい。漢字について説明したい。
相手が知らない事を説明する時、「は」
ex 京都の紅葉は綺麗です。日本のイルミネーションは素晴らしいです。
まとめ
日本語には、会話においてスペシャルケースが山ほど
あります。説明はつかないけど、日本人がこの助詞を
間違えることはありません。最近の若者言葉も入れると、
更にバリエーションは豊富です。
やはり、その国に実際に住んでみて、ネイティブスピーカー
と会話をしてみて、少しずつ使い分けを覚えるのが1番ですね。
今は旅行に行けないので、オンラインレッスンでコツコツ
勉強の日々です。
早く、クリスマス来ないかなぁ。。。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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